Yogaヨガについて

ヨガ = 人生・生き方・在り方・
自分を知り自由になること

ヨガは(牛や馬を車に結ぶ繋ぐ)「軛」=「ユジュ」が語源。感情に流され、心が、エゴ(欲)・我という自己の感情のままに暴走しないように自制、制御し、繋ぎとめること。我慢ではなく、全てのストレスの根源は自己の思考にあるため、自己と向き合うヨガをすることで思い込み、執着、捕らわれ等を手放し、その思いから自由(モークシャ)になっていくプロセスを楽しみます。そのプロセスこそが学びであり、精神成長=幸福に繋がります。
そこへ至るプロセス、方法がヨガの根本経典『ヨーガ・スートラ』に八支則として説かれています。

八支則【アシュタンガ】

1.禁戒【ヤマ】

ヤマ=やってはいけない行い
・非暴力(アヒンサ)
・嘘偽りをしない(サティヤ)
・盗まない(アスティヤ)
・禁欲(プラフマチャリヤ)
・貪欲にならない(アパリグラハ)

2.勧戒【ニヤマ】

ニヤマ=積極的にした方がよい行い
・清潔を保つ(シャウチャ)
・知足(サント―シャ)
・苦難を受け入れる事・自己鍛錬(タパス)
・学ぶこと・自己探求(スワディ-ヤ-ヤ)
・祈り、起こることすべてに身をゆだねる
(イ-シュヴァラ・プラニダーナ)

「ヤマ・ニヤマ」について

『ヤマ・ニヤマの実践ができなければ、ポーズの練習をする地点にすらたっていない』とインドのアシュラムでは言われるほど重要な要素。生き方のヨガともいえ、日常で行うヨガです。

3.安楽座【アーサナ】

ゆったり安定した姿勢のこと。
各ポーズはこの安楽座に至るためのものであり、心身の繋がりを得るための準備がアーサナです。運動ではなく姿勢のこと。故にアーサナを行う際『リラックスし楽な姿勢』が大切です。この姿勢があって初めて、次の段階に至ります。体の安定=心の安定
シャーラヨガの特徴として、ポーズ(完成の形)よりも感性を重視し、アーサナ(完成の形に至るプロセス)を大切にしております。

4.呼吸【プラナヤマ】

ヨガ=呼吸と言われるほど、大切な呼吸法。呼吸を眺める事、コントロールすること。
ご自身の呼吸のリズムを大切にし、まずは自然呼吸から深めていきます。
自然呼吸・腹式呼吸・胸式呼吸・完全呼吸・ウジャイ呼吸・アーナパーナサティ(出入呼吸)、マインドフルネスなどを実践していきます。

5.制感【プラティヤハラ】

姿勢が整い、呼吸が深まり、身体への意識や感覚が繊細になっていきます。内観が深まると、身体の感覚から、心、感情という部分に意識が繋がっていきます。今こここの瞬間に集中できるように、なっていきます。

6.集中【ダラーナ】

先の未来ばかりの不安、過去への捕らわれや執着ではなく、今に意識が集中していきます。そこでの、様々な気づき、を楽しみましょう。
集中→『今ここ』その一瞬一瞬に意識を集中し、その状態に『気付いていくこと』各プロセスをこなし、瞑想の準備が整います。

7.瞑想【ディヤーナ】

集中が深まった状態。瞑想法で共通するのは「集中」です。
【主な瞑想の効果】
・集中力・メンタルタフネス・レジリエンス・心身疲労回復・クリエイティブ・直観力・ストレス軽減・記憶力など
日常の忙しさでバラバラになりがちな『心(感情・意識)』と『体』を結ぶためのメゾット。本来の自己・真実へと向かう唯一のツールです。
※瞑想はリラクゼーションとは違います。迷走(空想、妄想=思い込み)にならないように意識は常に今に繋ぎ、行いましょう。

8.悟り【サマ-ディ】

瞑想の深まった状態のこと。そこに至ること。気付き・癒しが起きる全ての答えは内側にあり、自分を癒すのは自分であること。起きることは必然であり生かされていることに感謝が生まれるようになっていきます。

シャーラヨガでは、
生き方のヨガ『ヤマ・ニヤマ』を底辺に、
ヨガ哲学、八支則の流れを
大切にしています。

ヨガの根本経典『ヨーガ・スートラ』では、守り行うべき8つの段階が『八支則』説かれています。古代インドの伝統的なヨガは、このプロセスを順番に実践していくことで、肉体、精神、霊性の質を高め自己実現を可能にしていきます。真髄にヨガを実践したい方は、八支則だけでも覚えておくと良いでしょう。(アシュタンガヨガとは別)
何よりもヤマ・ニヤマが本当に重要で、『心の基本姿勢』として最も重視しています。

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